カレーはお肉が主役になりがちですが、もちろん野菜も大事な役割を担っています。いい野菜を使えばカレーはもっと美味しくなります。カレー三種の神器ともいわれるのがじゃがいも、たまねぎ、ニンジン。この3つが定番になったのには、海軍が関係しています。海軍カレーには、長期の航海でも耐えられる保存性の高さを持ったこの3つが使われていました。その後、軍隊の経験者を通じてこの3つを使った作り方が全国に広まり、家庭で作るカレーにも入れられるようになったそうです。
これらの野菜の選び方についても少し調べてみました。まずはじゃがいも。皮が薄く表面がなめらかで全体的にふっくらとしており、しっかりとしたかたさのあるものが理想的です。しなびた感じの柔らかいものは避け、中玉くらいのものを選んでみてください。男爵もいいですが、やっぱりカレーに合うのはメークインでしょうか。長卵形でしっとりとしており、煮崩れしにくいため、カレーの風味を薄めることなく味わうことができます。
そしてたまねぎ。最初にお尻を見てみるといいでしょう。お尻の芯が細いほど食べられる部分が多く、お得感があります。このお尻の部分と傷みやすい頭の部分をそれぞれ押してみて、適度な固さが残っていれば新鮮な証拠です。また、たまねぎの外側の皮が茶色に乾燥し、ツヤツヤなものは味がいいといわれています。
にんじんは、全体的に鮮やかな赤みがあり、表皮がなめらかなものがおすすめです。茎の切り口である軸が小さいものの方が芯まで柔らかいとされています。切り口が茶色に変色しているものは収穫から時間が経っていることを表しているので、あまりよくありません。時期を問わず、黒ずみのないみずみずしいものがベストです。
それぞれの野菜について、こんなに選び方のポイントがあることを初めて知りました。今まではなんとなく選んで買っていたのですが、それはもったいないことのようです。まだまだ自分の目が肥えていないので、まずは通販で美味しい野菜を取り寄せてみることにしました。今回使ったのがベジガーデンという野菜の通販サイトです。厳選された全国の契約農家から産地直送で届けられる野菜はどれも新鮮で驚くほど美味しかったです。いつもより野菜の味わいが感じられるカレーが作れて大満足。次は野菜をメインにしたカレーを作ろうと考えています。