ミネラルウォーターとは、きれいな山岳部で採取された不純物の少ない水です。
ミネラルウォーターは硬水と軟水の２種類があります。硬水は、ミネラルと呼ばれるマグネシウムやカルシウムなどの
鉱物から溶けだす物質が含まれています。これらは、体にいい成分と言われています。
硬水は、ヨーロッパ系の水におおいタイプの水です。

一方で、日本の水は軟水に分類されています。ミネラルがあまり含まれていないため、栄養価はそれほど高くはありませんが、水が柔らかく非常に飲みやすいのが特徴です。
どちらの水にしろ、不純物が少ないことが非常に望ましい点です。水道水には、鉛やアルミニウムなどの重金属が少量ですが含まれていることもあります。健康基準値としては問題ないとされていますが、毎日飲むことでこれらの体に悪い物質が体の中に蓄積されていくのは、少し考えさせられるものがあります。

また、水道水は消毒のために大量の塩素が投入されています。アンモニアなどの気体が溶け込んでいる物質を消毒するには塩素を水に溶かすときの漂白効果が用いられています。塩素自体は薄ければ体に蓄積することはないですが、漂白成分を体に取り込んでいるのも同様に抵抗があるでしょう。
健康上の影響はないですが、美味しいカレーを作るには、やはりミネラルウォーターを使ったほうがより美味しく仕上がります。